「視力回復の手術を受けるんよ。」こう言うと、たいていの人が、「え、視力悪かったん?」と聞いてきました。そこでいつも、「うん。どんな人もいい男に見えるからおかしいなぁと思って・・・。」などと、よく冗談を言っていました。
けれど、今まで視力を戻すことができるなんて一昔前まで思っても見なかったので、実際、噂程度で聞いていた話が現実にできるようになっていることに、誰もが心のどこかで驚いている様子でした。
しかし、その驚きも長くは続かず、すぐに話題がそれるほど皆、視力矯正の知識については乏しいことに気づきます。事実、5人家族の中で目の悪いのは私くらいで、運転免許証に「眼鏡やコンタクトが必要」の記載があるのも私だけでした。そのため、母にレーシックの話をした時はあまりピンとこない様子で、私の目の心配よりお金の心配をされてしまいました。とにかく、裸眼でよく見えるようになる方が今後、目にかかる費用のことを考えると安上がりだというのが正直な反応でした。
一方、友人たちの中でも視力の悪い人達は、それぞれに関心を示してきました。しかし、不思議と自分がいざ手術をしようというほど、根掘り葉掘り内容についてはあまり聞かれませんでした。どうやら、今まで習慣化した眼鏡やコンタクトの脱着作業をやめ、お金をかけてまで一人施術に出かけるほど、切羽詰って目にストレスを感じていたわけではないようでした。
半年後か一年後くらいに、数人から施術を受けたクリニックについて尋ねられましたが、どうやら、施術を受ける仲間が見つかったためやっと視力矯正を行うきっかけができた様子でした。結局、視力矯正をするといっても周囲の人はみな結果がどうだったかに関心があるため、施術を行う前はもっぱら施術の内容より、「いくらかかるのか。」そこに一番、関心が集まっていました。だから、一度、施術を決意し、周囲に話してしまったら、その関心はあなたが本当にどれだけ視力が回復するかに注がれるため、一つ一つの検査や施術までの心の準備をするにはその反応が役に立つかもしれません。
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