手術を終えた後、手術台をおりてからリラックスルームというところに案内されます。そこは薄暗く、マッサージチェアのような大きな椅子が何台もおいてありました。私の他に一名の患者がそこで術後の休憩をとっていました。
術後の眼はまだ若干麻酔が効いているため、まだ思うように視界もクリアには見えません。頭も少しボーっとして、とにかくゆっくり眠りたい気分でした。椅子に腰掛けると看護士の方がブランケットをひざにかけてくれました。そこでは約30分間、眼を閉じ術後の回復を待ちます。それから30分後、大量の目薬と眼帯を持って看護士の方が私を起こしにきてくれました。そして、術後の眼のケアについてと術後検診についての説明をしてくれました。
まず、目薬は3種類あります。乾燥防止のためのヒアルロン酸点眼薬、消毒用の点眼薬、また使い切りタイプの別の点眼薬とあり、それぞれの点眼薬をさす時間や間隔も決まっており、やや面倒なケアだなと感じました。しかし、このケアを怠ると術後の眼に取り返しのつかない事態を招く恐れがあるため、ケアについてはしばらく注意が必要でした。
さらに術後検診も必ず怠ってはならないと聞かされました。点眼薬の他に、就寝中に眼を保護するための眼帯もあり、眠ってる間にまぶたを触ったり目をこすったりしないための保護として、最低、1~2週間の就寝中の装着が必要になります。それらの点眼薬と眼帯、その他にもう一つ。誇りや紫外線、ゴミなどから目を守るためのあの変なデザインの眼鏡を渡されました。その眼鏡は、日中、必ず最低1週間は仕事中であってもつけていないといけないと言われましたが、それにはさすがに頭を抱えました。しかし、一見、おもちゃのように軽くて、こめかみまで広がるレンズをつけたその眼鏡は、眼を保護するのに最適なデザインと機能性を持っているということでした。
まだ、リラックスルームでゆっくり眠っていたい私は気持ちをふるい起こし家路につくまでの間、ノーメークの素顔にその変てこな眼鏡をかけ、まだボーっとする頭と目を抱えながら、金曜の夜の西新宿の街を後にしました。
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