エレベーターのドアが開き、ドキドキした気持ちでその真正面にあるクリニックのドアを開けると、いつもの受付の女性が挨拶してきて、受付を済ませ、荷物を預かってもらいました。
そして、術後1週間ほど外出時に使用するための度の入っていない眼鏡が必要なので、自分のそのとき使用していた眼鏡のレンズを替えることもできましたが、それは別料金だったので、そのクリニックで用意してある別途料金がかからない眼鏡を10種類くらいある中から選びました。
その後、パニックにならないように安定剤のような薬を飲みますか?と言われ、ただの気休めだろうな、と思いながらも、薬を一錠いただいで飲みました。そして、待合室の白い長椅子に座りました。
名前が呼ばれるまで待合室の壁に掛かっている写真などを眺めていて、他に座っている人を見て彼らも今日手術なのかしらなどと考えていました。そうしているうちに、すぐに名前を呼ばれ、いつもの診察室に入って行き、手術を担当してくださるドクターの診察があり、大丈夫ですよ、がんばりましょう!と、励ましてくれました。たぶん、みんな不安になるのでいつもこうやって励ましているんだろうな、と思いましたが、なかなかかっこいいドクターだったので、結構励まされてしまいました。
その後、手術を受ける人たちのグループがあるようで、その時間のグループでは自分が一番だったので、他の人にどうだったか聞くこともできず、すぐに一人小さな個室に移されました。そこで、髪が長い人は束ねなければならないので、髪を結び、シャワーキャップのような紙でできているものを頭にかぶせられ、麻酔薬を点眼されました。
このときから、正直、うわーどうしよう!もう、どうしようもできないけど、どうしよう!と、軽くドキドキいうようなパニックになってきました。麻酔薬で少し目がぼうっとしてきましたが、実際目を触ってはいないので、本当に効いているのかはわかりませんでした。しかし、そうこう思っているうちに、あれよあれよと、スタッフの人たちに、大丈夫ですよ、すぐですよ、とか、励まされながら、どんどんと、手術室の中へ導かれて行きました。
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