手術後、目を開くと、そこには別世界があるようで、全てがはっきりくっきり見えました。
なんだ、これは~!!と、思っているやいなや、手術台を下り、術後30分安静にしていなければいけないので、リクライニングチェアーがたくさんおいてある部屋に連れて行かれました。
その途中、自分の番の手術をドキドキして待っている人がいたので、思わず、本当にあっという間に終わったよ!、と教えてあげました。
そして、部屋に入ると、リクライニングチェアーに座り、膝にかわいいブランケット掛けてもらい、お水を一杯いただきました。その部屋はとても静かで落ち着きました。そして、30分間くらい目を閉じたまま安静にしていてくださいと、言われ、一人、部屋に残されました。
水をちびちび飲みながら、目を閉じたままにしておいてと言われていましたが、やっぱり、目を開けて見てみたい、と思い、2~3回くらいはチラチラと部屋の様子を見てしまいました。まだ、もやがかかったような感じでしたが、そんな中でも、その部屋にあるものや四角い窓枠などがはっきり浮かんで見えてきました。窓の外の風景(他のビルしかなかったが)もくっきり見えてきました。こんな言い方は失礼かもしれませんが、ドラマで見るような、視力を失った人が手術で視力が戻って来たときの気持ちって、こんな感じなのだろうかとか、考えてしまいました。
もっともっと、見てみたい気持ちはありましたが、目を閉じているほうが休まったので、その後はだまって安静にしていました。30分間休んでいる間に、2~3人の人たちが同じように手術を終えて部屋に入って来ました。術後の感想を話し合いたい気持ちになりましたが、みんな知らない人ばかりですし、安静にしていなければいけないので、黙っていました。
その後、その部屋から出て、受付で、痛み止めや点眼薬とともに、寝ているときに目を擦らないようにするためのレンズと固定するテープ、外出用の眼鏡をいただきました。その後も数時間は目を休めるようにと言われ、そのとき頂いた眼鏡を掛けて、クリニックを後にしました。
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