点眼麻酔を受けた後は、いよいよレーシック手術となりました。私が受けた手術は「スーパーイントラレーシック」という種類で、二つの部屋で二種類のレーザー照射を受けるとのことでした。
まずはイントラレーザー室という第一の部屋に通され、ひとつめのレーザー照射を受けました。部屋に入ると、お医者様と助手の方が何人か手術着で待っており、部屋の真ん中に大型の顕微鏡か望遠鏡といった感じの装置が置かれていて、これがレーザー照射機のようでした。その装置の横に寝かされ、まずは開眼器で片目を固定されました。小さな虫眼鏡のような器具だったと思います。それを目に「ぎゅっ」と押し付けられ、これでもうまばたきしたくてもできない状態になりました。この圧迫はかなりきつかったのですが、痛いということはありませんでした。
それから私の寝ているベッドがスライドされて、レーザー装置の中に頭を挿入される形になりました。装置の中は真っ暗で、プラネタリウムの星のように、チカチカとした明かりがいくつか見えます。「その明かりを見ていてください。」と言われ、次に、「そのままチカチカとする明かりを見続けてください。目をそらさないようにがんばってくださいね。」と声をかけられ、それを見ているとお医者様が「10,9,8,7・・・」と私の肩を優しくたたきながらカウントを始めました。どうやらレーザー照射が始まったようです。
「あぁ、なんとか無事に終わってほしい・・・。」と心で祈りながら、私も一緒にカウントダウンを行いました。そしてあっという間に、無事に片目が終了。たったの数十秒だったのですが、極度に緊張していたため、とてもとても長い時間に感じました。もう片方の目にも同じ操作が行われ、第一の部屋での施術は無事に終了。
レーザー装置から頭を出され、「お疲れ様でした。次の部屋に移動します。」と声をかけられ、起こされて、自分で歩いて第二の部屋に移動しました。あまりにも緊張していたので、起き上がるときはジェットコースターから降りたときのように足がふらつきました。視界はぼんやりとして、もやがかかったような状態になっていました。
次に、エキシマレーザー室とよばれる第二の部屋に通され、またベッドに横たわり、二番目のレーザーが照射されました。ここまで来ると心境的にはもう施術は終わったようなもので、心はリラックスしていたのですが、第一の部屋であまりにも緊張したため、体はなんだか脱力感でぐったりとしていました。そんな私を尻目に施術は着々と進んでいき、あっという間に第二のレーザー照射も終了しました。
その後、目をジャバジャバと洗われ、お医者様がピンセットのようなものをもって目に何かをしているのがぼんやりと見えました。普段だったら目にピンセットを突っ込まれるなんてかなり怖い体験ですが、このときはとにかく、無事に終わったという喜びがいっぱいで、「もう何をされても怖くない。とにかく無事に終わって良かった!」という心境でした。
これで手術は全て終了。全部で20分ほどだったと思います。
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