手術時間は17時からでしたが、その1時間ほど前に来てくださいといわれていたので、16時前には本院に到着しました。そして検査のときと同じ、広い待合室に通されると、今日もとてもたくさんの人が自分の順番を待っていました。これだけたくさんの人が、みな同じ目的でここに来ているんだと思うと、一人じゃないんだと感じ、それで少し励まされたような気分になりました。
ここでしばらく待たされました。30分ほど待ったような気がしますが、その間にどんどん緊張が高まっていくのが自分でも分かりました。そしてついに自分の名前を呼ばれたときは、本当に胸が「どきっ!」として、心臓が苦しくなるような緊張感を感じました。「あぁ、ついにこの時が来てしまった~。でもあとたったの1時間後には、手術は全て終わっているはずだから、ここまできたらもうできるだけリラックスして、何も考えないようにしよう。」と思おうとしました。
とはいえ・・・リラックスなんて出来るわけもなく・・・手術前の簡単な最終チェックを受け、それからいよいよ手術室にむかったのですが、この時点ではもう心臓はバクバクで、緊張で手のひらは冷たくなり、全身に汗をかいていました。少しでも緊張をほぐしたいと思い、すがるような気持ちでいろいろとスタッフの方に話しかけてしまいました。特に心配だった点眼麻酔について質問したりしたところ「心配だったら多めにさしてもらうように伝えれば大丈夫ですよ。」とアドバイスをもらうことができました。
それでもまだ非常に緊張している様子の私に気づき、そこではじめてにっこりして「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。」と声をかけてくれたので、それで少し安心することができました。スタッフの方にしてみれば、毎日膨大な数の手術をこなしており、膨大な数の患者さんが来るので、私はその流れの中の1人にすぎず、手術自体も安全なものだと分かっているので、そんな私の緊張は分からなかったのかもしれませんが、本当にこんなに緊張したことは近年ないと思うほど緊張してしまいました。
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