麻酔の目薬を終えて、とうとう施術の部屋へ向かう私。スタッフの方が案内してくれる。付き添いの人がいないと、私ひとりではそこへ行けないだろう。なぜなら、裸眼でしかも麻酔の目薬を点眼したので視界がぼんやりしているから。しかも緊張が高まっている。怖い! いまになって施術が恐ろしくなるなんて…。私の足は、震えているかもしれない。
施術の部屋へ到着。お医者さまがやさしい声で自己紹介をする。私はそのお医者さまの顔を見るが、目がぼやけているので誰だかわからない…。ベッドに横たわる。まずはフラップ(ふた)の作成。イントラレースFS60レーザーを使って、角膜にフラップを作成する。さらに、胸の鼓動が激しくなる。上にある1点を見つめ続けるように言われる。その間に、片目ずつレーザーを当てながらフラップを作る。それほど時間はかからない。痛くもない。しかし目をいじられている感覚があり、違和感がある。作成後は消毒。特にしみない。わずか数分の出来事。…疲れた。精神的な疲れだろうか? 終わった~と思っていたら、次の部屋へ。そう!まだ終わりではない。これからが本番!!
とうとう、視力矯正の施術をする部屋へ。ここでは、角膜実質層の箇所にエキシマレーザーを照射。アレグレットウェーブアイキュー400Hzを使って視力を矯正する。このときは、お医者さまがすでに部屋へいたか後から来たのかわからない…。とにかく先の施術で疲れていて、気力がない…。またベッドに横たわる。まずは機械で目を大きく開かされる。これでもか!というくらいの大きさまでに…。その目で、上にある光を凝視する。その間に、エキシマレーザーを照射して視力矯正するのだが…。つらい! 目が痛いのではない。しみる!!目を無理やり大きく開けているので、まばたきができないから。先ほどと同じように、目をいじられている感覚がある。それよりも、しみることがつらい。早く終わって~!と心の中で祈る私。しかし先ほどのように、すぐには終わらない。片目に、数分はかかる!最後の数分になると、スタッフの方がカウントを数える。
「後3分。2分59秒、58秒……60,59,58…」
あぁ、もう少しの辛抱。早く、早くー!と思いながら、ときが過ぎるのを待つ私。
「ゼロ!」
は、はぁ~。やっと、やっとおわったぁ~。いえ、まだまだ…。そう、まだ片目が残っているではないか! そう、まだ片目だけしか施術をしていない…。などと思っていたら、すぐに残りの片目の矯正が始まった。また私は、先ほどと同じつらい思いを繰り返す。
「ゼロ!」
今度こそ終了!少ししみる消毒をする。本当に疲れた。終わった、とうとう終わった。安心したら、力が抜ける私。そしてベッドから起きようとしたら、体がクラクラしてしまう。
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